小樽運河で開催される冬のライトアップ「青の運河」は、季節の風物詩として北海道民に愛され続けている特別なイベントの1つ。
小樽の象徴とも言える歴史的な石造り倉庫群や運河一帯に光が灯り、それが水面に映し出されたロマンティックかつノスタルジックな情景は必見!
「映える写真が撮影できる」という旅行者の声が多く、SNSや旅行雑誌でも毎年注目されています。
本記事では、これから開催される小樽運河の冬ライトアップ「青の運河」の最新情報について、おすすめ撮影スポットや防寒対策を含めて詳しくご紹介していきます。
小樽運河の冬ライトアップ「青の運河」2025年の日程と点灯時間は?
開催日程(2025年~2026年)と例年のスケジュール
小樽運河の冬季ライトアップ「青の運河」は、例年11月から点灯開始し、1月まで楽しめます。
現時点で2025年~2026年の詳細日程はまだ公開されていませんが、過去7年のスケジュールを参考にすると、恐らく2025年も11月1日から開催し、2026年の1月31日までか、もしくは2月の第一週までの間になりそうです。
開催期間 | 点灯時間 |
---|---|
2017年11月11日〜2018年1月31日 | 日没〜22:30 |
2018年11月1日〜2019年2月7日 | 日没〜22:30 |
2019年11月1日〜2020年2月2日 | 日没〜22:30 |
2020年11月1日〜2021年1月31日 | 日没〜22:30 |
2021年11月1日〜2022年1月31日 | 日没〜22:30 |
2022年11月1日〜2023年1月31日 | 日没〜22:30 |
2023年11月1日〜2024年1月31日 | 日没〜22:30 |
青の運河の点灯時間について
青の運河のライトアップ点灯時間は、例年「日没〜22:30」となっています。
過去7年を見て、点灯時間が全く変わっていないので、2025年~2026年の開催期間中も同様になることが予想されます。
混雑状況はどうなる?
例年の開催スケジュールを見ると、青の運河の開催時期は札幌雪まつりの開催時期(2月上旬)と重ならない確率が高いですので、混雑状況は比較的落ち着いている傾向にあります。
ただし、12月24日は別です!この日はクリスマスイブなので、カップルだらけになります。
そのため、一人旅の方やファミリー、友人同士で訪れる場合は、12月24日以外の日程でのお出掛けがおすすめ。
開催時期が3カ月間あり、来場者の数が分散しているので、ゆっくりとライトアップを楽しみたい方はピッタリのイベントです。
おすすめの写真映えスポット
浅草橋からの定番アングル
浅草橋は、小樽運河を一望できる人気の撮影スポット。
運河の中央にかかる橋から倉庫群やガス灯が並ぶ様子を撮影すると、小樽らしい雰囲気を一枚に収められます。
特に雪が積もった夜は、水面に光が反射して幻想的な写真が撮れます。
北運河エリアの静かな景観
観光客が集中する浅草橋周辺に比べ、北運河エリアは人が少なく落ち着いた雰囲気。
倉庫群の間に漂う静けさや、氷が浮かぶ運河の様子を撮影できるため、穴場スポットとして人気です。
夜遅くまで人混みを避けたい方にもおすすめ。
夜の倉庫群の撮影ポイント
石造りの倉庫群はライトアップで立体感が増し、歴史的な趣を感じられる写真が撮影可能です。
倉庫の壁面に降り積もった雪や窓から漏れる光が、冬の小樽らしさを表現してくれます。
広角レンズを使うとより迫力のある写真が撮れます。
アクセスと駐車場情報
JR小樽駅から徒歩ルート
小樽駅から運河までは徒歩約10分。
駅を出てまっすぐ中央通りを下れば、運河に到着します。
途中にはガラス工芸店やオルゴール館など観光名所が並ぶため、散策しながら歩くのもおすすめです。
車で訪れる際の駐車場選び
小樽運河周辺には有料駐車場が点在しています。
運河プラザ横の観光駐車場や、浅草橋付近のコインパーキングが便利。
冬は積雪で満車になりやすいため、早めの時間に到着するか、近隣の大型駐車場を利用すると安心です。
冬の防寒対策
氷点下での服装(防寒着)について
小樽の冬は氷点下の日が多く、夜のライトアップ鑑賞では特に冷え込みます。
ダウンコートや厚手のマフラー、耳当てなどの防寒具は必須。
身体を冷やさないインナーシャツやタイツなどの着用も、個人的にはおすすめです。
スマホ対応の手袋とカイロを用意しておくと、長時間の撮影や散策の際に役立ちます。
冬ライトアップ用の靴の選び方
小樽運河のライトアップ観覧中は、雪道やアイスバーンを歩くことが多いため、靴底は滑り止め付きのものを選びましょう。
素材は「撥水加工」されているもので、なおかつ「冷気をシャットアウトできる素材」で出来ているものがおすすめ。
観光用にレンタルできる滑り止めスパイクも便利です。
地面が踏み固められている場所は特に滑りやすく、注意して歩いていても転倒する可能性がありますので、安全のためにヒールのある靴や革靴は避けましょう。
周辺のおすすめグルメスポット
寒い夜に立ち寄りたいカフェ・ラーメン店
ライトアップを楽しんだ後は、温かい飲み物や食事で体を温めましょう。小樽駅から運河へ向かう途中には、老舗のカフェや人気ラーメン店が点在しています。運河沿いのカフェでは、ライトアップされた風景を窓越しに眺めながらホットドリンクを楽しめるのも魅力です。
地元民おすすめの海鮮料理
小樽といえば新鮮な海鮮も外せません。
特に運河エリアには観光客向けの店から地元民に愛される食堂まで揃っており、観光とグルメを同時に楽しめる激熱スポット。
寿司店や海鮮居酒屋などでは、冬ならではの旬の魚介を使ったメニューを提供してくれます。
個人的におすすめなのは「海鮮を使った鍋」です。
カニや鱈、ホタテや鮭など様々な海の幸が入ったお鍋を食べると、冷えた身体がほっこりするのと同時に、心もほっこりしますよ。
まとめ
小樽運河の冬ライトアップ「青の運河」は、例年11月から1月までの3か月間で開催されているので、「雪がある状態」と「雪のない状態」を見比べられるという魅力もあります。
11月中は「雪のない状態の景色」を、12月以降は「雪のある状態の景色」を是非楽しんてみてください。
浅草橋や北運河、倉庫群などの多彩な撮影スポットがありますので、様々な場所で写真を撮り、印象の違いを見比べてみるのも楽しいですよ。
アクセスも小樽駅から徒歩10分と便利で、車の場合も周辺駐車場を活用可能。
防寒対策をしっかり行えば、氷点下でも快適に観光できます。
さらに、ライトアップ後はカフェや海鮮料理のお店を訪れ、地元ならではのグルメを楽しむというのもオススメ。小樽の冬を存分に満喫してください。